SIGGRAPH Asia 2017 勉強会

SIGGRAPH Asia 2017 で発表された全論文について互いに論文要旨を発表し合うことで、コンピュータグラフィクス分野における最先端技術の動向を俯瞰します。

はじめに

SIGGRAPH について

ACM SIGGRAPH はコンピュータグラフィクス分野を対象とする ACM の分科会で、毎年夏に国際会議 SIGGRAPH を、冬に SIGGRAPH Asia を開催しています。学術的な研究成果の発表の場である SIGGRAPH ですが、同時に関連産業やアートにおける最新の成果物の発表の場としての側面もあります。

SIGGRAPH に採択された学術論文は、同時に「Computer Science: Software Engineering」の分野で最も Eigen Factor の高い学術雑誌 ACM Transactions on Graphics にも掲載されます。SIGGRAPH Asia も同様です。つまり、SIGGRAPH は会議という形態でありながら、同時に最も名誉ある学術研究発表の場でもあります。

SIGGRAPH に採択された学術論文は、同時に当該分野のトップ学術雑誌 ACM Transactions on Graphics にも掲載されます。SIGGRAPH Asia も同様です。つまり、SIGGRAPH は会議という形態でありながら、同時に最も名誉ある学術研究発表の場でもあります。

SIGGRAPH Asia 2017 について

SIGGRAPH Asia 2017 は 2017 年 11 月 27 日から 30 日までの 4 日間、タイのバンコクで開催されました。SIGGRAPH Asia 2017 の学術論文セッション (Technical Papers Program) では 76 件 (うち 1 件の ACM Trans. Graph. からの招待発表を含む) の論文が発表されました。


SIGGRAPH Asia 2017 Logo

勉強会について

概要

SIGGRAPH Asia 2017 で発表された 76 件の論文 (うち 1 件の ACM Trans. Graph. からの招待発表を含む) 全てについて、セッション毎に担当者を決め、輪講形式で互いに論文要旨を発表し合います。聴講のみの参加も可能です。

対象

コンピュータグラフィクス分野に関わる研究者・エンジニア・学生などが主な対象ですが、SIGGRAPH で発表される学術論文に興味がある人ならどなたでもご参加いただけます。

目的

動向を知るための場
SIGGRAPH の論文を網羅的に目を通すことはコンピュータグラフィクス分野の動向を知る上で多いに役に立つと期待できますが、これを個人で行うのは困難です。そこで輪講形式で互いに論文の内容を共有し合うことで、SIGGRAPH 全体を万遍なく知るための機会となることを期待しています。
知識をつけるための場
自身で発表を行うために論文の精読を行ったり、他者の発表を聴くことで、参加者がコンピュータグラフィクス研究に関連する新しい知識を身につける機会となることを期待しています。
交流のための場
コンピュータグラフィクスやその周辺分野に携わる研究者・技術者・学生などの交流の場としての機能を期待しています。休憩時間や懇親会を通じて、互いに情報交換などを行っていただければ幸いです。

開催概要

日程

2018 年 3 月 24 日 (土) 14:00 — 18:00

会場

〒135-8548 東京都江東区豊洲 3-7-5

芝浦工業大学豊洲キャンパス [詳細]

教育棟 4 階 403 号室

(ホスト: 芝浦工業大学 Interactive Graphics 研究室)

参加費

無料

懇親会

勉強会後、近所の居酒屋に移動して行う予定です。費用は 3,000 — 4,000 円程度となる見込みです。


参加者の方へ

参加登録

参加希望者は、以下のフォームから参加登録してください。登録受付は 3 月 14 日にて締め切ります。早めの登録をお願いします。遠隔発表にて参加する方も参加登録をお願いします。

担当セッション登録

発表希望者は、3 月 14 日までに以下のフォームから希望のセッションを登録してください。多くの方に協力して頂きたいです。複数セッションを担当して頂けると助かります。

発表資料の提出

勉強会終了後に全員分の発表資料をまとめ、勉強会参加者に配布します。発表担当者は 3 月 26 日 (月) までに配布用の発表資料を PDF 形式に変換し、下記フォームより提出してください。

発表上の注意

会場について


プログラム

Opening Session (14:00 — 14:10)
Part 1 (14:10 — 15:10)
2 HDR and Image Manipulation 小山 裕己 産業技術総合研究所
4 Volumes 高山 健志 国立情報学研究所
5 Displays 立福 寛 NHN PlayArt株式会社
6 Avatars and Faces 岩本 尚也 ファーウェイ・ジャパン
8 3D Scenes Seung-Tak Noh 東京大学(五十嵐研)
Part 2 (15:25 — 16:25)
15 Rendering and Sampling 大津 久平 東京大学(蜂須賀研) 代理発表
9 Reflectance and Scattering Kentaro Hirai 東京大学(蜂須賀研)
14 Learning Geometry 酒井 洋樹,塩野崎 光 芝浦工業大学(井尻研)
12 High Performance Imaging 谷田川 達也 早稲田大学(森島研)
10 AR / VR 山本 和彦 ヤマハ 株式会社
Part 3 (16:40 — 17:40)
1, 3 Poor Sessions A 小山 裕己 産業技術総合研究所
11, 18 Poor Sessions B 山本 和彦 ヤマハ 株式会社
7 Fire, Flow and Flight 中川 展男 株式会社ポリフォニー・デジタル 動画発表
13 Fluids in Particular 中川 展男 株式会社ポリフォニー・デジタル 動画発表
16 Multi-View 3D 成田 智史,新野 大輔 芝浦工業大学(井尻研)
17 Design and Fabrication 中島 一崇 東京大学(五十嵐研)
Closing Session (17:40 — 17:50)
Party (18:30 —)

その他