はじめに
SIGGRAPHについて
ACM SIGGRAPHはコンピュータグラフィクス分野を対象とするACMの分科会で、夏にSIGGRAPH、冬にSIGGRAPH Asiaという学術会議を開催しています。これらの会議は共にトップ国際会議として知られているだけでなく、同時に、コンピュータグラフィクス関連産業の最新成果発表の場としての側面もあります。
SIGGRAPHまたはSIGGRAPH Asiaに採択された学術論文は、同時に当該分野のトップ論文誌であるACM Transactions on Graphics (ACM TOG) にも掲載されます。また、ACM TOGに掲載された学術論文は、SIGGRAPHまたはSIGGRAPH Asiaにて発表する機会が与えられます。
SIGGRAPH 2022からは、従来の論文採択形式(ジャーナルトラック)に加えて、カンファレンストラックという形式が新設されました。こちらで採択された論文は、論文誌ではなく、カンファレンス予稿集に掲載されます。いずれの場合も、学術論文セッション (Technical Papers) で区別なく発表の場が与えられます。
SIGGRAPH Asia 2025について
SIGGRAPH Asia 2025は2025年12月に香港にて開催されました。SIGGRAPH Asia 2025の学術論文セッション (Technical Papers) では以下の件数(合計318件)の論文発表が行われました。
- ジャーナルトラック採択論文:101件
- カンファレンストラック採択論文:200件
- ACM Transactions on Graphicsからの招待論文:17件
勉強会について
概要
SIGGRAPH Asia 2025のTechnical Papersセッションで発表される全論文 (ジャーナルトラック・カンファレンストラック・ACM Transactions on Graphicsからの招待発表を含む) について、セッション毎に担当者を決め、輪講形式で互いに論文要旨を発表し合います。聴講のみの参加も可能です。
対象
コンピュータグラフィクス分野に関わる研究者・エンジニア・学生など、SIGGRAPHで発表される学術論文に興味がある方を対象としています。
目的
- 動向を知るための場
- SIGGRAPHの全体像を把握することはコンピュータグラフィクス分野の動向を知る上で有益ですが、これを個人で行うのは困難です。そこで輪講形式で互いに論文の内容を共有し合うことで、少しでもSIGGRAPHの全体像を把握するための機会となることを期待しています。
- 知識をつけるための場
- 自身で発表を行うために論文の精読を行ったり、他者の発表を聴いたりすることで、参加者がコンピュータグラフィクス研究に関連する新しい知識を身につける機会となることを期待しています。
- 交流のための場
- コンピュータグラフィクスやその周辺分野に携わる研究者・エンジニア・学生などの交流の場としての機能を期待しています。休憩時間や懇親会を通じて、互いに情報交換などを行っていただければ幸いです。
運営
有志によって運営しています。至らない点が多々あるかと思いますが、ご容赦ください。
開催概要
日程
2026年3月6日(金)
開始時刻:12:30
終了時刻:16:35(進行状況によって延長の可能性あり)
会場
〒113-8656 東京都文京区本郷7-3-1
東京大学(本郷キャンパス)工学部14号館142講義室(1階) [アクセス]
開催方式
物理開催(オンライン参加なし)
参加費
無料
懇親会
勉強会終了後に懇親会を実施する予定です。詳細や出欠についてはメールでアナウンスします。
参加者の方へ
担当セッション登録
発表希望者は、2月27日までに以下のフォームから希望のセッションを登録してください。複数セッションを担当しても構いませんが、スケジュールの都合上、お断りする場合もあります。
発表資料の提出
発表担当者全員分の発表資料をまとめ、勉強会参加者に配布します。発表担当者は3月6日までに配布用の発表資料をPDF形式に変換し、連絡されたフォームより提出してください。
発表上の注意事項等
- 発表時間は1セッションあたり5分、10分、15分(入れ替え時間を含む)のうちから希望する時間を選んでください。実際の発表が事前の希望よりも短くなることは問題ありません。標準の発表時間は10分です。入れ替えに1分程度かかることを念頭にご準備ください。
- 発表スライドの表示は、ご自身のPCから指定のZoom会議に参加して画面共有を行う形式になります。会場のプロジェクタにはZoomの画面が表示されます。アニメーションのフレームレートが低下する可能性がある点についてご了承ください。
- 会場のWi-Fi環境としては、eduroamとUTokyo-Guestが利用可能です。
- スライド・発表は日本語でも英語でも構いません。
- 勉強会の様子は録画を行い、勉強会終了後に勉強会参加者を対象に共有する可能性があります。ただし録画を行わない、あるいは録画に失敗する可能性もあるので、その場合はご了承ください。
- 発表時間は全論文に均等に割く必要はありません。担当セッション内でも特に自身で興味のある論文に重点的に時間を割いて構いません。
- 担当セッション登録で記入いただいた情報は公開情報となるのでご注意ください。ハンドルネームの使用等も構いません。
- 解説だけでなく感想や私見も一言発表に含めることを推奨しています。
- 勉強会で対象とするのはジャーナルトラック採択論文、カンファレンストラック採択論文、およびTOGからの招待論文です。
プログラム
| 開始時刻 | 番号 | セッション名 | 発表者 | 所属 | 発表時間 |
|---|---|---|---|---|---|
| 12:30 | - | Opening Session | 小山 裕己 | 東京大学 | 15 |
| 12:45 | 28 | Vector Graphics & Sketches | 丸山 敦史 | 東京大学 | 15 |
| 13:00 | 17 | Differentiable Rendering & Applications | 桑名 真結香 | 慶應義塾大学 | 15 |
| 13:15 | 4 | High-Performance Simulation Algorithms | 中川 展男 | 東京大学 | 15 |
| 13:30 | 3 | Global Illumination & Real-Time Rendering | 鈴木 健太郎 | Polyphony Digital Inc. | 15 |
| 13:45 | - | Coffee Break | - | - | 15 |
| 14:00 | 14 | Computational Design & Fabricability | 小山 裕己 | 東京大学 | 10 |
| 14:10 | 7 | Mesh Processing | 大見謝 恒和 | 東京大学 | 10 |
| 14:20 | 16 | Sampling, Reconstruction & Variance Reduction | 髙木 士 | 筑波大学 | 15 |
| 14:35 | 20 | Perception and Performance in AR/VR Systems | 北山 大起 | 慶應義塾大学 | 15 |
| 14:50 | 22 | 4D Gaussian Splatting for Dynamic Scene Reconstruction | 立福 寛 | 株式会社Cygames | 10 |
| 15:00 | - | Coffee Break | - | - | 15 |
| 15:15 | 24 | Garment & Cloth Modeling, Simulation and Rendering | 横田 壮真 | 筑波大学 | 15 |
| 15:30 | 25 | Intelligent CAD: B-Reps, NURBs & Splines | 三木 優彰 | 東京大学 | 5 |
| 15:35 | 26 | It's All About the Motion | 折登 樹 | 日本エイ・エム・ディ株式会社 | 10 |
| 15:45 | 30 | Computational Design & Geometry | 真殿 航輝 | 早稲田大学 | 15 |
| 16:00 | 46 | Objects in Parts & Articulation | 浅野 悠人 | 筑波大学 | 10 |
| 16:10 | 49 | Generative Synthesis, Editing & Customization | 金井 俊樹 | 筑波大学 | 15 |
| 16:25 | - | Closing Session | 小山 裕己 | 東京大学 | 10 |
| 16:35 | - | Party! | - | - | - |
その他
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